前戯で愛撫されるとアソコが濡れてきます。それを見た男性は単純に、もう挿れられるね、挿れていい？ってなってしまうんです。コレ大間違いですよ(汗)
確かに気持ち良く感じていないと濡れてきません。だからと言って、すぐ挿入出来ると判断するのは大間違いです。男性はすぐにオチンチンが勃起して、そうなればすぐに挿入出来るんですが、女性の場合、濡れていてもまだまだカラダ感度は高まるし、なにより心の準備がまだなのに、いきなり挿入されても、盛り上がっちゃう事にもなりかねません。
「私、すぐ濡れちゃうのが、本当にイヤなんです…」そう言って、悩み相談を受けた事があります。濡れる事自体は、別に悪い事じゃないんですが、すぐ濡れてしまう事で、相手の男性がすぐにオチンチンを挿れようとしてきて、困っていたんです。
彼女にしてみたら、もっと挿入前の彼との前戯の時間を愉しみたいし、前戯でもっと時間を掛ける事で感度はどんどん上がっていきます。心もそうですよね。心とカラダの準備が十分に出来てから挿入してくれたら、もっともっと気持ち良くなれるのに…そう思っていたんだそうです。
その事に気づいたのは、最近だと言っていました。たまたまネットで、”女性向け”のAVを見かけたんだそうです。
男性向けのAVとは違って、手マンでの激しい愛撫や、前戯もそこそこに直ぐに挿入するエッチとは違って、優しく丁寧に、女性を包み込みながら少しずつ感度を高めていく、そんなシーンを見て、「私もあんな風に、ゆっくり優しく愛撫してくれたら、もっと気持ち良くなれるのに…」って、普段濡れやすいがために、ほとんど愛撫をしてくれない彼との違いに、本当に驚いたと言います。
男性にとってのセックスって、肉体的快楽だけ。それは、オチンチンを舐められたり、挿入する事で得られるんですが、女性がセックスに求めているのは、それだけではないんですよね。彼とのイチャイチャや甘美なエロティックな雰囲気にもっと浸っていたい。
一直線に肉体的快楽に突き進んじゃう男性の求めるセックスとは全然違うんです。挿入を焦らず、セックスの甘美な雰囲気作り、大切ですよね。