単なる性欲処理ではなく、寂しさを満たしたいって欲求の高まり


「セックスに逃げる」それって、あんまり良くない表現だけど、セックスって大きな効果、影響力を持つんです。

毎日ブログを投稿していると、その内容を読んだ女性から「抱きしめて欲しい…」って心情を吐露される事があります。それって、単なる性欲処理から来るモノじゃないと思うんです。寂しさを満たして欲しいって欲求の高まりなのでは?と感じています。彼氏と上手くいってないけど、それが性に関する事だと、そんな悩みを吐き出せずにいる女性って多いです。それってやっぱり、精神的にツラいからなんだろうなぁって思います。

そう考えると、セックスってやっぱり究極のコミュニケーションツールだと思うんです。セックスをするしないで、二人の間の関係って全く変わってきちゃうんですよね。心の潤滑油と言うのか、良いセックスが出来ている二人の間には、壁も摩擦も無くて、お互いの思いや考えを抵抗なく、オープンになって共有出来る感覚を持てるんだと思うんです。良いセックスがあるからこそ、なんですよね。

大人になってくると重ねてきた経験もあるので、日々の生活に満足する事って実はあんまりない。でも、充実したセックスの後はそう思える。セックスは男女二人の特別なモノだからこそ、また得られる充実感も大きいんです。自分がそうだからではなく、相手の女性に心底エッチを愉しんで貰えた事で、自分自身が充実した気分になる。セックスほど、一対一の場面でお互いに与え合うモノが大きい行為って無いと思います。

会っている間だけだとしても、自分の事をきちんと見ていて欲しい…本当は愛して欲しいけど、自分の事を気に掛けてくれる人がいて、心とカラダを重ね合わせる濃密なコミュニケーションを交わす事で、精神的な安定感が得られるものなんです。セックスってコミュニケーションによる、心とカラダの対話です。お互いの気持ちを感じられない行為って、セックスじゃないですよね。

「セックスに逃げる」って表現は良くないけど、セックスにはそんな心の隙間を埋めてくれる効果を持つモノなんです。誰でも心が弱くなって誰かに頼りたくなる時ってあると思う。身近な人に対してほど、悩みを打ち明けられない事も多い。全くの他人、単なるカラダの関係だったとしても、自分を必要としてくれて、悩みを聞いてくれるだけでも、救われるものだと思うんです。

二人の関係が彼女彼氏でなかったとしても、コミュニケーションを交わしながらセックスを愉しむ事で、精神的に満たされて、日々の生活にメリハリが出て来て、最終的には人生自身を変えていけるような力を持っているんです。

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