男性本位のピストン運動では女性は気持ち良くなれないです。でも、女性の心やカラダの仕組みを理解したピストン運動って、気持ち良過ぎて幸せを感じちゃう位です。
前戯の時点で十分に女性の感度を高めておくことが大事なのですが、テクニックは無くとも、女性のカラダって徐々に興奮や感度が高まる事を分かっていれば、少なくともゆっくり時間を掛けて、丁寧に愛撫する事を実践して欲しいと思います。そこにはテクニック論はないんです。
挿入時も私の場合は、入口部分の快感をじっくりと女性に味わって貰います。愛撫でクリトリスの感覚が敏感になっていると、入り口の膣括約筋がパンパンに膨れ上がって、入り口が狭くなっているんですよね。その狭まった入り口を押し広げられるように、オチンチンの先っぽが入ったり出ていく感覚って、膣括約筋を通じてクリまで快感として響いちゃうんです。とっても気持ちが良いですよね。
その後はゆっくり時間を掛けて挿入していきます。女性をしっかり抱きしめながら、耳元で「ナカ、気持ち良いよ…」なんて囁かれながら、少しずつ膣壁を擦りながらナカにオチンチンが収まっていく感覚もまた、気持ち良いんです。敏感になった膣壁が敏感にオチンチンの動きを感じ取って、快感となって背筋を駆け上がって、思わず声を上げずには入れらない気持ち良さなんですよね。
オチンチンが収まってからも暫くそのままです。ゆっくりとオチンチンの形に膣のナカが順応していきます。オチンチンは動いていないのに、オチンチンを包んでいる膣壁からビリビリした微弱な電流のように快感が沸き上がってくる感覚です。「なんでこんなに気持ち良いの！？」なんて、彼女達に良く言われますが、カラダが敏感になっていると、ちょっとした刺激も快感として脳は受け止めるようになるんです。
このように挿入から５～10分くらいは本当にゆっくりした動きになります。でも、正常位でお互いに抱きしめ合い、耳元で愛の言葉を囁き合いながら、そんなエロティックな二人だけの時間をゆっくり愉しむ事ってセックスでしか得られない貴重な体験だと思います。
ゆっくりした動きに貴女のカラダの感度はますます高まっていきます。体内ではオキシトシンと言った快感ホルモンの分泌が盛んに行われています。単なる気持ち良さだけではなく、そのホルモン作用によって言いようのない幸福感に包まれて、日頃のストレスが解消されるようなヒーリング感に包まれた体験が出来るんです。
そんな体験、貴女は出来ていますか？確かに男性にとってみれば、オチンチンへの刺激と言う意味では充分ではないかも知れません。なので、挿入時からガシガシ動いちゃう人が多いです。でもそれだと、素敵なセックス体験にはならないと思うんです。
挿入直後のゆっくりした動きによって、快感、幸福感を得た貴女の心とカラダはどんどんセックスの快感にはまり込んでいきます。正直、男性の自分からしてもそんな体験の出来る女性が羨ましいです…(笑)
激しい動きは痛みを伴う事があります。そんな快感以外の刺激をカラダが感じ取ってしまうと、女性のカラダって簡単に盛り下がっちゃうんです。でも、快感だけを少しずつゆっくりと与えられちゃったら、知らない間に甘美なエロティックな世界にどっぷりと浸かって、更なる快楽を貪るように彼氏と愉しむ事が出来ますよね。
膣ナカがオチンチンに馴染んできたら、ゆっくりとピストンを開始します。決して激しく動く必要は無いです。ゆっくりとピストン運動を繰り返しながら、その時の相手の女性の気持ち良いポイントを探っていきます。手を握り返す力の加減、喘ぎ声、息遣い、体温、カラダの震え、色んな情報からゆっくり動きながら探していくんです。
動かし方だけじゃなくて、体勢を変える事でオチンチンの刺激に変化を付けていくんです。体位を変えるって事じゃないです。ちょっとお尻を持ち上げたり、足の位置を変えたりして、オチンチンの挿る角度、ナカでオチンチンを擦れる部分を変えていきますよ。
普段、彼氏とのエッチでは刺激された事ない部分が沢山ある事に気付く女性が多いですね。「何ここ？こんな所にオチンチン当たっちゃうの？気持ち良い…」なんて、今まで知る事の無かった気持ち良く感じる部分を新しく発見するのって、新鮮な感覚でセックスの奥深さを実感する瞬間ですよね。
特にポルチオへの刺激を受ける時にその強烈な今までに感じた事にない快感に驚く女性が多いです。決して自分はオチンチンが大きい方ではなく、普通サイズなんですが、前戯で十分に感度を高めておくことや、挿入中の体位を工夫する事で膣奥にあるポルチオを刺激する事が出来るんです。
相手の反応が良いからと言って、ピストン運動を早くする必要ないんです。気持ち良いポイントを一定間隔のリズムでコツコツと刺激していきます。そうする事で、女性のカラダにはどんどん快感が溜まっていきます。ゾワゾワした感覚が肌に生じて、それが心地良い刺激となって全身を包んでいきます。ポルチオのような強い快感を得られるポイントを刺激されると、激しくなくてもオチンチンの出し入れの度に大きな快感がカラダの中を通って、貴女の脳天まで響いちゃいます。
頭が真っ白になって、もう気持ち良い事しか考えられなくなっちゃいます。でも、貴女はその事だけを考えて、カラダは完全に相手の男性に委ねれば良いんです。そんな快感を与えてくれる相手に思いっきり抱き付きながら、いつまでもそんな恍惚な時間を愉しむんです。ゆっくりしたピストンだからこそ、得られる素敵な時間だと思いませんか？