言葉責め、って聞くとそんな気の利いたセリフなんて思いつかない…って男性は尻込みしちゃいます。でもそんなセリフ、女性は求めてないですよ？
AVや官能小説にあるような、エロティックな女性が言葉に感じてしまうようなセリフを想像すると思うんです。ですが、そんなAVや官能小説の世界って妄想です。そんな言葉で興奮する女性って、それこそ本物のMっけの強い女性とか、ごく限られた人達なんです。
一般的な女性って、そんながっつりした言葉責めではなくて、男性に気持ち良くされながら、優しく、且つ、Ｓっぽく言葉を投げかけて貰いたいものなんです。
例えば、「ほら…ここ濡れてきてない？気持ち良いの？エッチだね…」「なにクネクネしているの？こういうのが好きなんだね」こんな軽い言葉で良いんです。言葉責めって、その言葉を受ける相手の女性がそれをどう捉えるか、恥ずかしいけど…私そんな風に感じちゃってる…ってなって、興奮するかどうかが一番大事。
感じている自分をより一層意識してしまって、恥ずかしくて、顔を赤らめたりして、カラダが熱を帯びる様に敏感になっていきますよね。
要するに「こんなことされて濡れちゃってる私って…イヤらしいけど、気持ち良い…」そんなシチュエーションに興奮するんです。その事を女性に認識させるような言葉を掛けて上げるだけで十分なんですよね。
男性側が心がけることは、見たままの触ったまま感じた女性の状態をちょっといやらしく説明してあげること。これなら、アレコレと考えなくても良いので、自然とエッチ中にも言葉が出て来ると思いませんか？
逆に言ってしまいがちな、誤った言葉って、例えば「どこを触って欲しいの？」 「もっとして欲しい？」って女性に質問するパターン。これって、女性はその質問に答えないといけないから気持ち良い事に没頭する事が出来ないんです。そして女性の返答に興奮するのって、女性自身じゃなくて、男性側。卑猥な言葉を発して興奮する女性って少ないです、逆に盛り下がっちゃいます。興奮するのは男性だけ…これだと、言葉責めの意味が無くなっちゃいます。
焦らしの場面で使う事は良いと思います。「言ってくれないと、もうやってあげないよ？気持ち良いんだよね？どこが？」なんて、めちゃくちゃに気持ち良くされていたのに、ふと、舌や手の動きを止めて、「もっとして欲しいなら、ちゃんと言わないとダメだよ？」って焦らされるんです。
心とカラダが快感に対して敏感になって、その快楽の世界にどっぷり浸かっている貴女は、いつまでもその快感を感じていたいハズです。「気持ち良いのぉっ！もっと○○を舐めて欲しいの！」なんて、半分理性を失った状態で快感を貪欲に求めちゃうように懇願しちゃいます。
それって、とっても興奮しませんか？めくるめく快楽に自分の性的欲求を引きずり出されたような、そんなシチュエーションって、とっても興奮しちゃいますよね。