例え大好きな彼氏だとしても、スキンシップが苦手だったり、夜が来るのが少し億劫に感じちゃう女性っていると思います。セックスに対するメンタルブロックを外す事が必要ですよね。
「セックス=気持ち良い」って前向きにエッチを捉えている女性って意外と少ないんです。今までお会いしてきた女性は、どちらかというと後ろ向きにしかエッチを考えられずに悩んでいる方が大半でした。そのマインドを変える事が大切だし、なにより体験して貰うのが一番だとは思うのですが、このブログを読んで少しでもマインドを変えていくキッカケになればと思っています。
なによりセックスって男女間の究極のコミュニケーションなんです。男女の恋愛の延長線上には必ずカラダの交わり、セックスって不可欠です。それは、男女のコミュニケーションの最終形だからなんです。そのコミュニケーションを避けていると、もともと良かった仲が悪くなってしまったり、愛情の確認が出来ずに二人の仲に溝が入ってしまったりするんです。
セックスに苦手意識がある女性にとって、性行為をどうしても「男性の欲望」と捉えてしまって、敬遠しちゃうんですよね。でも、それは間違っています。程度の差こそあれ、女性にも性欲は存在しますし、性欲が満たされていないと日々の生活や彼氏や旦那さんとの仲にも大きく悪影響を与えかねないモノなんです。性欲に対してマイナスイメージを持つ事は全くないです。
女性にとってはそんな性欲って日々振れ幅があるんです。「生理前じゃないとムラムラしなくってエッチをする気が起きないんです…それ以外の日に彼氏に求められると、どうしても…」そんな風に悩む女性から相談を受けたこともあります。男女間の性欲の違いって確かに存在します。男性って性欲ムラってほぼ無いです。いつでも安定した性的欲求を抱えて日々生活しているものなんですよね。(笑)
そんな男性にとって、性欲が変動してその気にならない…なんて事態はあんまりないので、女性のそんなコンディションを理解するのは難しいんです。
断るって手段ももちろんありますが、もっと前向きに、性欲が少ない時でもセックスをコミュニケーションの一環と捉える事で、まるで会話をするような感覚でエッチを捉えて、カラダと心のコミュニケーションをする事が出来れば、気分が乗らないのに…みたいな、盛り下がりは無くなると思うんです。
コミュニケーションって言葉と言葉の会話だけではないんです。むしろ、非言語によるコミュニケーションの方が重要だったりします。肌と肌を重ね合わせる非言語のコミュニケーションの方が、お互いの愛情をより確認する事が出来るモノだと思います。
愛情が深まる行為なんです。単に「性欲を満たすだけ」の行為ではないし、心もカラダも通い合うコミュニケーションを通じて、セックスが気持ち良くなっていくんです。
前回、セックスをコミュニケーションと捉えてみれば?って書いたと思います。コミュニケーションが深まると二人の愛情も深りますよね?エッチって、その行為を通じてより二人の仲を深める事なんだと理解したり、その事を実感する事が出来れば、徐々に前向きに変わっていけると思います。
単に「性欲を満たす」だけの行為ではないんですよね。大切なパートナーをより深く知る事の出来る機会なんです。毎回毎回セックスって同じじゃないですよね?いつもと違う何かをセックスを通じて感じる事、違いを感じるだけじゃなくて、新たな何かを発見する事って、二人の愛情の深まりには不可欠だと思います。
「この部分って、こんな風に撫でられると気持ち良くなれちゃうんだ…」とか「最後のあの瞬間、あの部分を刺激されるとちょっと頭がクラクラしちゃう位の快感だった…次お願いして、もう少し長めに刺激してもらうようお願いしてみよう…」
そんな風に、毎回少しずつ変化があったり、自分たちで変えていけるようなマインドが生まれてくると、単なる快感に満足する行為じゃなくて、二人で創造していく行為になるので、共同意識が高まって、一緒に愉しめるようになるんです。
セックスをデートの延長線上にあるものと認識出来れば積極的に向き合えると思うんです。好きな男性と映画を観に行ったり、美味しい食事を食べに行く…そんな楽しい出来事の延長にセックスがあるんです。
エッチをする…それだけの事と考えずに、お互いを深く知る為のステップで、二人の仲も深める事の出来る楽しいイベントの一つなんです。他の何よりも、二人の仲がグッと親密になるのに最大の効果を持つモノだと思います。
カラダ目的の男性っていない訳じゃないけれど、男性も女性とのエッチを通じて心を満たしたい、貴女に気持ち良くなって貰いたい…そう思っていますよ?もしかしたらセックスに自信が無くて、彼氏の方も消極的になっているかもしれないです。初めからテクニックに自信のある男性なんていないんです。
心とカラダの濃密なコミュニケーションを重ねながら、二人のエッチが少しずつでも気持ち良くなっていく事って貴女とパートナーのみで共有出来る素敵な出来事、思い出です。消極的になってセックスを避けるなんて、とても勿体ない事だと思います。