まだエッチしたことのない女性は、未体験が故の勝手な想像による不安や怖さがあると思います。どんな事だって初めての事は不安になったり、緊張したりしますよね。その中でもエッチの初体験って特別ですよね。
セックスでの初体験って、一人で遠出をした事、初めて好きになった人に告白した時の事、バレンタインデーのチョコをあげた事…心の中に一生残る一つの大きな出来事だと思います。なので、怖いと思ったり、不安に思うのは当たり前の事だと思います。でも今までの事を思い出してみて下さい。
いづれの体験も、初めはすごいドキドキしたでしょうけど、いざ、やり終わってみると思ったほど「怖い」と思った事ではなかったと思います。エッチの初体験は痛いと聞いているので、怖いという気持ちは分かります。そういうのって、人から聞いたり、ネットで色々情報が載っていますよね。
でも、良く考えてみて下さい。「痛かった」とは皆、良く言うけど、「全然痛くなかった」とはあんまり言いません。どちらかと言うと、「痛い」というネガティブな情報がより大げさに伝わっている印象です。そうなんです、普通に問題なく初体験をすましている人もいるんですよ。私は、初体験でとても気持ち良かったという女性も見てきました。
確かに全く痛くないなんて事はあり得ません。けれども、あなたのお母さんや、おばあちゃんだってみんな通って来た道なんです。「自分の身近にいる人たちもそうだったんだ…」そう思えば、少しは気持ちが楽になってきませんか?
初体験というイベントに対して、どうしても「痛い」というネガティブな点を意識してしまいますが、発想を変えてポジティブな面を考えてみるんです。大きな点は、大好きな彼氏と結ばれたと言う充実感だと思います。二人が繋がっているという感覚はセックス以外ではなかなか感じられませんよね。大好きな男性に包み込まれて安心出来る感覚って、やっぱりセックスの時が一番強く感じれると思います。
その他には、「気持ち良い」って事だと思います。初体験でオーガズムを得るのは難しいですが、セックスの快感って未体験の人には想像を超える世界です。オナニーも十分気持ちいと思いますが、全く別次元です。もしあなたがオナニーで十分に気持ち良いのなら、セックスでもすぐに気持ち良くなれますよ。
大好きな彼に処女をあげるという精神的な充実感は大きいです。彼の女になれた、というように感じて幸せを感じるんです。でもその反面、相手が若い男性にありがちな、自分本位のセックスをされてしまうと、逆に痛いだけでトラウマを抱えてしまう可能性もあります。
実際に、痛いからやめてと言ったのに無理矢理にされてしまって、喧嘩して別れちゃったり、それ以降セックスが怖くなったという相談を数多く受けます。大好きな同年代の彼氏との初体験は、精神的な充実感と物理的な痛みのハイリスクハイリターンな行為なのかもしれません。
大好きな彼がセックスがとても上手で、上手に導いてもらう、というのが本当は一番です。ですが、若い男の子だとそれは難しいと言うのが現状です。実際に20代前半の男性でそこまで気が回る人はかなり少ないんです。どうしても自分の気持ち良さに気がいっちゃって、どうしてもサカってしまうんです。それって、私も今になって振り返っていると良く分かります。実際に自分もそうでした…
その点、年上の経験豊富なセックスの上手な男性に卒業のお手伝いをしてもらうのは、精神的な充実度は下がってしまいますが、肉体的な痛みはずっと軽いし、自分が雑に扱われている感はぐっと少なくなって、女としての幸せを感じられる可能性はずっと高いハズです。初体験の際の別の選択として、十分あり得ると思っています。
世間では「初体験は好きな男性にささげるべきだ」という風潮が一般的です。でも、女性の方からすると本当にそうでしょうか?好きな男性と不安なくセックスをしたい。その前に、出来るだけ痛みや不安なく初体験をすませておきたい。そう考えている女性もいます。合理的に考える女性も増えてきている印象です。
実は、男性側も初体験の女性とするのは、不安なんです。「重い」って考えてしまうんです。もちろん「嬉しい」という気持ちもありますが…。経験豊富な男性はともかく、大抵の男性は不安なんです。貴女の事を大事に思っている男性ならなおさらです。初体験は多少なりとも痛みを伴います。その痛みをなくしてあげたいって思っても、どうして良いか分からなくてとっても不安になるんです。
だから、「どうしても処女は彼にあげたい」という強い信念がある女の子以外については、初めは経験豊富な年上の男性に導いてもらう、という選択肢があっていいと思っています。「痛み」という不安を取り除くという意味で、そういった合理的な考えも理解出来ますよね。
初体験時の痛みって何だと思いますか?身体の一部が怪我すると痛いですよね、女性の初体験は本質的なこれと同じです。知識として知っておいて欲しい事は、初体験の痛みって、「処女膜」と言われる膣の入り口に張り出している肉状のひだが物理的に傷つく事によるものなんです。
処女の女性でも、普通は真ん中に穴があって、濡れた指一本を第二関節くらいまでなら無理なく入れる事が出来るんです。なので、初体験が痛いというのは、十分に濡れてなかったり、膣に挿入する角度が違う為に起こるんです。
相手の男性が、もし初体験というのであれば、痛み無く挿入まで上手く実践する事はとても難しいです。例えば、挿入の角度が合わない場合、無理矢理に入り口を押し広げられてしまうので、女性にとっては痛い事でしかありません。
男性は、ペニスを女性のカラダの奥に向けて入れようとしますが、実際は違うんです。身体の向きと水平に、下から上へ挿入してあげないと角度が合いません。また、女性には下付き、上付きと皆一様じゃありませんので、体位や腰の向きを調節して上手く角度を合わせられるような経験豊富な男性だと、痛みが少なく挿入出来ると思います。
スムーズに挿入出来るとしましょう。処女の女性の膣の入り口は指が1本入るくらいの小さな隙間しか空いていません。そこに3,4本分の太さのペニスが入るのですが、どうしてもその際に一部が裂けてしまいます。裂ける時に痛みが生じますが、一度裂けてしまえばその後はあまり痛みを感じません。
実際、ペニス挿入の瞬間に痛みを感じたとしても、その後ペニスを奥まで挿入してもその痛みが続かないので、「奥まで入ったよ」って言っても信じてくれない事があります。なんで、実際に女の子の手をアソコまで持っていって「ほらね?」と確認してもらうんです。「本当だ…」って驚かれることも良くあります。
経験豊富な男性ならそのペニスが挿入されるその一瞬だけの痛みを我慢すれば良いのです。
また、痛みが生じる事と痛みを感じる事は、正確に言うと同じではありません。前戯でカラダの感度が高まって、気分も高揚して、もうトロトロに感じている状態と冷静にあるいはガチガチに緊張して自分の状態を把握している状態の違いです。
痛みを感じる程度が全く異なるのは容易に想像できますよね?まったく痛みを感じなかったという人でも、ペニス挿入時には一部の処女膜が裂けて痛みは発生しているはずです。でも、快感の方が上回って痛みを感じなかったのだと思います。
経験豊富な男性に適切なペニスの挿入をしてもらって、前戯の段階でアソコが濡れるだけでなく、快感にカラダがもうどうなっているか分からない状態まで興奮状態にもっていってもらう事。これが、少しの痛みしか感じず、気持ちの良い、一生に一度の思い出になる初体験をするコツだと思います。
前戯でそこまで気持ち良くなるものなの?って思う女の子は多いと思います。ですが、事実です。挿入はしていないけど、キスやアソコを触ったりしていちゃいちゃした事のある女の子は沢山いると思います。その際に、1時間とかそれ以上の時間を掛けてじっくりと愛撫されたことがありますか?
特に、若い男性はそんなにじっくりと挿入前の愛撫なんて出来ないです。自分が早く気持ち良くなりたい一心で、少しでもアソコが濡れてきたら挿入しようとするはずです。前戯ってアソコを濡らす事によってペニスを挿入する為だけの行為ではないんです。それ自体で、深い快感を得る事が出来るんですよ。
女性の身体って快感を感じていると痛みについて鈍感になる事も分かっています。ですから、痛みについて大きな不安を抱える女性は、経験豊富な男性に導いてもらう事で痛みを軽減するという手段はとても有効だと思います。
初体験というのは一生にたった一度しかない貴重なものです。練習する事も、やり直しすることも出来ません。初体験についての不安やこだわりは人それぞれです。色んな選択肢があって良いと思います。
コメント
[…] 自分の好きな相手に処女を捧げるのが一番、という風潮がどうしてもありますが、その相手が経験も少なく、自分勝手なエッチをしてしまう男性だと、痛みのあまり初体験に失敗したり、それがトラウマにもなりえます。だったら、初体験は経験豊富な男性と、と考える女性も増えてきていますし、私自身はとても合理的な考え方だと思います。セックスってその初めの一回がどうか、と言うよりも、長い人生に付いて回る、とても大切なモノなんです。 […]