女性の立場から考えてみます。自分は女性ではないので、あくまでも私の想像です。女性のセックスに対する欲求には、”肉体的快楽”も根底にはあるんです。その事が、マンネリを感じる原因の一つだと思ってます。
基本的に女性は”心の快感”求めています。女性の場合、カラダを重ねる事で愛情を感じるからこそ、セックスの相手は誰でも良い訳ではないんですよね。
愛情をセックスに求めるんです。なので、”初めの頃は丁寧な愛撫をしてくれていた”とか、”セックス後も、優しく接してくれていた”って、回数を重ねる毎に表に出て来る、男性の愛情の足りない手抜きセックスに不満を強く感じてしまうんです。愛情不足なエッチに悩むんです。
ここから女性の複雑な心理部分について書いていくんですが、だからと言って”愛情に満ち足りたエッチ”が出来ているだけで、満足するものでもないんです。女性の心理って複雑ですよね。(汗)
男性は肉体的快感だけを求めるのに対し、女性は精神的快感と肉体的快感の両方を求めるんです。基本的に精神的快感を求める部分が強いので、肉体的快感の部分は隠れてしまいがちなんですが、ある程度の肉体的快感がベースに無いと、精神的快感だけでは満足出来なくなってしまうんです。それが、女性の性に悩む原因なんです。
初めはお互い肉体的快感は後回しにして、お互いを思いやる愛情をもったエッチをするんです。それは、前回書いたように男性も同じです。ですが、男性の方が早く、精神的快感をケアする事に飽きてしまって、そうなると相手を思いやるエッチを徐々にしなくなります。それって、実は女性も同じなんですが、男性の方が先に飽きちゃうんですね。
その事を、女性は敏感に感じ取るんです。精神的快楽に覆い隠されていた肉体的快楽への不満が募り、それが相手を思いやる気持ちを減少させ、その結果、エッチにマンネリを感じる男女の関係になってしまうんです。
そういう意味で、先に飽きの来てしまう男性の方がマンネリエッチに対する責任は重いと思います。そして、女性がマンネリを感じないようにするには、ただ単に精神的快感を満たせばよい…と言うのは間違っていて、その根底にある肉体的快感を満足させる重要性を分かっておかないと、マンネリズムの沼にはまっていってしまいます。
女性を最低限の肉体的快楽に導くのってそんなに難しい事ではありません。（オーガズムに導くのは少々難しい事なんですが…）
優しく丁寧な女性の感度を徐々に高めていく前戯を心掛ける事です。この辺りは、このブログでは何度も何度も書いているので、読み漁って、少しでも参考にして貰えればと思います。