エッチの導入部分ってとっても大切です。相手のカラダの血行が良くなって、心がリラックス出来る雰囲気を演出しながら、少しずつ彼女のカラダに触れていきます。
彼女の背中に回した手の指先を使って、肩甲骨から腰のあたりまで優しいタッチで円を描くように触れていきます。彼女の場合は、うっすらと汗ばんでいるような背中の感触があります。ゆっくり時間を掛けながら、彼女のカラダのエロモードのスイッチを徐々に入れていきますよ。
肩から首筋を撫でるとブルブルと上半身を震わせるようにしながら吐息を漏らして、腰骨当たりを撫でてていく時にはカラダをよじらせながら「あぁ…」そんな小さな声を漏らしながら、自分のカラダの感度が高まる過程をじっくりと体感してもらいます。
指先での背中や腰を中心にしたフェザータッチでの愛撫を続けながら、首筋にキスをしたり、下顎を舌先でチロチロを軽く舐めてあげると、「はぁはぁ…ううっん!」って反応があります。目が合うと彼女は恥ずかしそうに顔を背けるけれども、カラダはこちらに預けて来ながら、私の優しいタッチでの愛撫をゆっくり味わっているようです。
時折微電流のようなピリピリした快感が生じて、ブルルってカラダをビクつかせながら、どんどん彼女の体温と呼吸が高まっていくのが分かります。手汗もびっしょりにかいちゃって「カラダが火照っちゃってダメ…恥ずかしい」って独り言を言ってましたね。
「彼氏はこんな風にゆっくり愛撫してくれない?」「うん…全然してくれない、今ぐらいにはもう終わってる位だと思う…(笑)」
女性のカラダの感度が高まるまでには最低20分はかかると言われています。カラダが敏感になって、エロティックなモードに心も切り替わらないと、快感ってなかなか得られないモノですよね。
フレンチキッスをしながら、首筋や下顎をチロチロ舐めながら、彼女のエロチックな部分を少しずつ引き出していきます。
「ちゃんとこっち見ててよ?」
恥ずかしくて目を背けそうな彼女にそう言って、ゆっくりとお互いの唇を近づけます。
「キスしたい?」「うん…」
うっとりした表情の彼女は、堪らないって表情をしながら、その言葉を合図に、彼女の方から積極的に舌を絡めるようにディープキスをねだってきましたよ。
後から聞いたんですが、あんな情熱的で興奮するキスは久しぶりで、めちゃくちゃドキドキして、もうあの時にはアソコがビショビショになっちゃってた…んだそうです。
彼女の願いはあくまでの中イキ。ですが、これまでの過程がとても大切なんです。心もカラダもうっとりとろけちゃうような状態になっていると、全身が性感帯になったように敏感に感じれてちゃうし、恥ずかしさよりも気持ち良さを貪欲に求めるモードに切り替わっているので、どんどん快感を求めるような積極的なエッチになっていくんです。
<続く>